SDカードの実力を計測してみた!
もはやclassの意味がなくなり
実際のスペックが見えにくくなりましたね
今回計測したのはSONYのSDカードの速度
そして、ついでに新規購入の
BUFFALOのカードリーダー
さてさてUHS-IIの実力とやらは
どうだったでしょうか!!
検証機材
SDカード
・SF-E128
UHS-II、V60 Read:270MB/s Write:120MB/s
・SF-E64
UHS-II、V30 Read:270MB/s Write:70MB/s
カードリーダー
・BSCR700U3
UHS-II対応、最大読み込み速度200MB/sを実現!
との謳い文句
USB 3.0接続なので現在で言う
USB 3.2 GEN1x1ですね
因みに比較検討した
SANDiskのSDDR-489-J47は
向上したワークフローを実現する高速転送速度
サンディスク イメージメイト プロ マルチカード リーダー/ライターは、SD™ および microSD™ では最大 312MB/秒、コンパクトフラッシュ® カードでは 160MB/秒の転送速度1 を実現し、ワークフローを効率化するプロレベルの性能を提供します。
ということで112MB/sもの差があるのです
結論から言うとどちらでも大して変わりません
その理由は後程・・・
読み込み書き込み速度計測
計測方法
・CrystalDiskMark6
・PC⇔SDカード間データ転送
(3.47GB/64ファイル)
CrystalDiskMark6の結果は・・・
左:SF-E128 右:SF-E64
いきなりbuffaloの公称値を超えてきました
SONYの公称値もわずかに超える結果となり
カードの性能に対してリーダーが
ボトルネックになっていません
なかなかいい滑り出しです!
では実測(windowsさん計測)では
どうでしょうか?
まずはSF-E128から
カード→PC(読込み)
240~180MB/sで220MB/sあたりが安定して続きました
PC→カード(書込み)
140~110MB/sで推移し、120MB/sあたりで安定
次はSF-E64です
カード→PC(読込み)
SF-E128と同様でした
PC→カード(書込み)
こちらは80~60MB/sで推移し
70MB/s前後で安定
計測結果まとめ
まず、カードリーダーから・・・
公称値どこいった!w
最大200MB/sという公称値を
軽々超えていきましたね!
嬉しい結果です!
まぁ口コミで270MB/s出ていたから購入したので
この結果になるのは知っていたんですが
不安はありましたね・・・
さすがbuffaloです!
さて、SDカードはというと
まさに公称値どおり!
まぁ実測ではReadが多少落ちましたが
これは環境によって左右されますので
許容範囲内です!
そして、この結果が最初に
SANDisk製品と変わらない
と言った理由です
リーダーじゃなくてカードが
ボトルネックになっているんです
因みにUHS-IIのバススピードは312MB/sです
つまり、SANDiskは理論値を出せる
ポテンシャルがありますよ
と謳っているわけですね
現実的にはスループットの低下の
原因なんていくらでもあるわけで
理論値は出ません
つまり理論値を載せることに意味は無いんです!
まぁ「ボトルネックにはなりませんよ」
と言いたいんだと思いますが・・・
計測してみた感想
「いや、すごいな・・・」
というのが率直な感想です
流石日本のメーカーというべきか
安全マージンをしっかり取ってますね
速度表記をちゃんとしているのも
好感が持てます
因みになぜこのカードを選んだかと言いますと
X-T4では動画のビットレートが
最大400Mbpsなんです
1Byte=8bitなので50MB/s以上の
書き込み速度が必要だったんですね
なのでSF-E64でも十分なはずなんですが
公称値が70MB/sと書いてあっても
安定してその速度が出るとは限りません
動画を回している間中安定してほしいので
V60というビデオスピードクラスを指標にしました
最低60MB/sを保証するそうです
まぁお仕事でやっている人以外
そこまで気にする必要は無いと思います
私はスペック厨なので気にしますがね!
といったところで今回はここまでです!
満足のいく結果になってほっとしております
長々と最後まで読んでいただき
ありがとうございます!