使ってた三脚が重い&デカい&(雲台が)壊れた
ということで三脚探しの旅が始まりました
田舎民の業・・・
実物が触れない!!!
ということでネットの海へと旅立った私です
プロどころかハイアマでもない単なるエンジョイ勢の私ですし
もちろんかけられるお金にも限りがあります
さらに知識もない!(;'∀')
結果、たどり着くまで紆余曲折ありました・・・
知らないことが多すぎたんですw
目次
基本スペック
メーカー:Leofoto
三脚本体 LS-324C レンジャーシリーズ
全伸長:1,625mm ※付属のポール込み
伸長:1,305mm ※ポール無し
最低高:85mm
縮長:485mm
段数:4
耐荷重量:15kg
重量:1,390g
材質:10層カーボン
脚径:32/28/25/22mm
自由雲台 LH-40
ボール径:40mm
ベース径:57mm
高さ:85mm
耐荷重量:20kg
重量:540g
三脚取付ネジ:3/8
使用環境から考える
風景や、星景を撮影するときに使用するのが主で
望遠レンズ含め最大3kg以下のシステム
※赤道儀導入も視野に入れて10kg程度は耐えてほしい
といった条件調べると脚の最大径はΦ30mm以上が良い
という声が多かったです
そして、スペックの耐荷重は意味がないとも・・・
そもそも載る載らないではなく揺れないかどうかが重要と
わかっているようでわかっていなかった点です
センターポールも揺れには弱くなりがち
という意見もありましたし
星景撮るなら脚は延ばさないって人もw
私自身エレベーターあっても全然使わないので
おろした状態でベストな高さがいいなと思いました
希望:脚Φ30mm程度&センターポールなしでアイレベルの高さが出せる
三脚の高さから考える
私の身長が165cmですので目の高さより若干低い辺りを狙いました
外で撮るときは若干踏ん張るので
直立した目の高さだと高いんですよね
ちなみに私は1535mmあたりでした
雲台の高さが50~100mm程度
使用しているカメラ(X-T4)のファインダーまで85mm
トータルで1500mm程度が狙い目かなと
私は実物に触れないので
メジャーで高さ測ってこんなもんかなと
シミュレートしたりしてましたw
それでも不安でエレベーター付きが良いんじゃないかと
迷ったものです
希望:雲台込みで1420mm程度
携帯性から考える
移動は基本自動車でも駐車場の問題もあり
意外とうろうろするものw
山も短時間ではあるが歩くことも
持っていた3kg弱の三脚だと重く、バッグにも入らず
脚を閉じたときの太さと縮長もなかなかなもので
さらには3way雲台が載っているという・・・
星景を撮るぞ!ってならないときは
ほぼ自宅でお留守番でした(;'∀')
縮長も500mm程度になれば大きなバッグには入る
出来れば450mm位がいいなぁと
そして、調べていくとセンターポールの有無で
閉じたときの太さも変わるということも知り
上記したセンターポール無しで高さをということもあり
センターポールレスが良い!となりました
希望:雲台込み2kg以下&縮長500mm程度&センターポールレス
サイズ感と使用感
といった条件で探して選んだ
LeofotoのレンジャーLS-324Cでしたが
実際届いてみてどうだったのか
まず、サイズですがカメラのファインダーは
直立した状態で私の鼻の下あたり
ファインダーの高さが1470mmと若干低めでしたが
自分の足のスタンスを少し広げれば問題なかったです
むしろ、カメラと同じ軸でカメラの上から見ることができ
顔を横にずらさなくていいのは良かったのかもしれません
ただ、身長170cm以上の方にはちょっと低いでしょうね
また、センターポールレスのため畳むと本当に細いですw
左:フィルター径77mm
右:フィルター径67mm
どちらよりも細いです!
レンズより細く片手でひょいっと持てます
これは女性にもおすすめじゃないかなと思います
軽く使ってみましたがたわみもなく
脚本体だけならとても軽いです
付属品やケース(しっかりしてるんよ・・・)、雲台も含めると
3kg弱と重くなるので「意外と重くね?」ってなりましたw
youtubeなんかでも言われていた石附は
私も外れかけました・・・
森の中で失くしたら見つからないよこれ・・・
もう少ししっかり使ってみて緩むようなら
対策を考えたいと思います
セット商品の雲台LH-40もしっかり止まりますが
フリクションコントロールは煩わしいと感じました
ノブ式じゃなくて他メーカーの
メインノブについてるダイヤル式であれば
いちいち調整しなくて済むのになぁと
ちょっと残念ポイントです
初心者は即決しない方が良い
どんなものでもそうですが
知識がないうちは即決はやめましょう
私にとって、youtuberにとって、その人にとって
良い三脚でもあなたに合うとは限りません
私も調べ始めて最初に悩んだ2つがありました
AOKA トラベラー KG254C+BH33
BENRO Rhino FRHN14CVX20
価格的にとても魅力的でした
がっ!
あまりに情報が無さすぎ!
コスパが良いとはいえ4万円近いです
スペック詐欺なんてこの世には溢れすぎている
無理!こわい!失敗したくない!!
この時点で5万円は覚悟しました・・・
高くても失敗しなきゃ勝ちなんだ!!
そして、ネット上に転がっている三脚の情報を
片っ端から調べ、有名メーカーの条件に合いそうなものはと
調べて比較し続けること1か月以上
知識が増えることで上記のような条件も固まり・・・
ついに決まったのです!
LS-284CLin+LH-36に!!
・・・うん
購入したのはタイトルにある通りです
最後の最後で変わったのは
私がチビだったからです・・・
センターポール抜き雲台込みで1578mmなんです・・・
私の目の高さ1535mmなんですよ・・・
つまり、毎回調整が必要なんです
しかも、脚の3本!
絶対またお留守番じゃん!
高いのにお留守番じゃん!!
というわけでちょいと追加投資して
LS-324C+LH40になりました(*´∀`)
携帯性よりも安定性を重視したのもありました
触れないからこその安全志向ですねw
因みに背が高いだけあって縮長もLS-284CLinの方が
50mm長く脚単体で530mmになります
ここもちょっとな~って感じでした
同じ高さの問題でLS-285Cも落選しましたが
軽い、縮長短いと完璧だったので
「身長が足りない」と涙が・・・
そこは段数が多いほど脚が細く剛性が落ちると
自分に言い聞かせましたw
最初に情報の少ない三脚を見たおかげで
不安になり調べる方向に進めたことは幸運でした
用途、身長に合っていない、手間が多い、重い、でかい
なんて要素は結局持ち出さなくなることになりますので
(面倒くさがりな私だけかもしれませんがw)
ちゃんとした三脚が欲しいとなったら
あまり妥協はしない方がいいと思いました
実際私は使わざるを得ないときのみ使用してましたし・・・
なんて経験からもやっぱり即決はしないで
じっくり選んだ方が幸せになれると思いますよ
できれば専門店で相談しましょう!
因みにAmazonなんかの口コミは全く信用していませんw
無責任に感情にまかせて書かれたものが多いので・・・
といった感じで三脚を購入したんですが
時間をかけて悩んだ末に購入し
期待通りジャストフィットしたのもあり
満足感は高いんです!
意味もなく三脚を持っていきたくなりますw
でも、上で言ったように雲台にはちょっと不満もあり
星景写真の現像のために現像ソフトが欲しくなり
平らな海が撮りたくてNDフィルターが欲しくなり・・・
沼ぁ!
知れば知るほど欲しいものが増えていく私なのでした