気ままに気まぐれに

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愛犬とのアウトドアとか車、PCガジェット、ゲームなんかの日記

「おおかみこどもの雨と雪」を観て

な~んかもやもやしたので

感想でも書いてみる

 

ストーリーは観てのお楽しみということで割愛

率直な感想は「もやもやする」だった

 

なんでかな~って考えたんだけど

姉:雪は人間の世界へ

弟:雨は野生へ

と姉弟で進む道が別れたんだが

それはそれぞれの選択だし別に不思議じゃない

 

ただ、人間の世界へ行くのはわかる

私が人間を長年やっているからw

が、野生への道を選択した理由や

その過程がすっ飛ばされてしまうところ

※きっかけやその年月は描かれてはいる

 

野生生物であれば納得できる行動も

人間の姿で描かれることで

人間の感性に引っ張られて

違和感に感じてしまう

 

結果、何を描きたかったのかがさっぱり理解できなかった

ただ「こういうことがありました」という

ドキュメンタリーのような感じだった

 

動物のことを描きたければ動物に

人間のことを描きたければ人間にすればよく

わざわざミックスする必要があったのだろうか

 

野生へ進んだ弟の心理描写が少ないのは

姉との対比、人間と野生生物という区別

じゃないかと想像はできても

それで納得できるのかと言われると・・・

 

そもそもファンタジーな世界観に

リアルな野生生物の世界をぶち込むなとw

 

まぁやっぱり感想は

記録映画風アニメ

というところかな

 

自然や動物の描写はとても良いので

むしろ動物に振り切ったシートン動物記なんか

アニメ化したらいいものになりそう

 

やっぱり私は心を空っぽにしても

何も染み込んでこない作品は好きにはなれない

ご都合主義だろうが現実的じゃなかろうが問題ではない

何か訴えてほしい

 

結論がない作品であるならば

考える余韻が欲しい

 

途中まではお母さん頑張れー!

子供たち可愛い!

自然描写キレイ!

とストーリー含めて楽しめた

 

それだけにちょっと残念だった

せめて弟を姉と同等のレベルで描写してくれれば・・・

 

まぁそんな感じでございました