今回は初めての冬のタープ泊！
メリットデメリットも
氷点下になるような時期はモノポールテントに
薪ストーブが定番になってきましたが
1泊だと正直辛い･･･
準備→移動→設営→撤収→移動→片付け＆道具メンテ
これを2日間の間にやるのはほんとね体力的にもきつい
1泊でもやりたいんよなぁ･･･なんとかならんか
と思いながら模索してたどり着いたのが
タープ泊だったわけです
タープって寒くないの？
そもそもテントも暖かい物ではありません
中に人がいても外気温+1～2度程度です
利点は雨、雪、霜、風から守られること
そういうことで、タープと言ってもよく見るような
屋根を作るような張り方じゃなくて
テントのように風から守れるような張り方をしました
「パスファインダー」という名称なんですが
3ｘ3mのスクエアタープで室内空間が150ｘ225cmと
3ｘ3mでは唯一無二のサイズを誇ります
※4ｘ4mなら選択肢が多いのでお勧めです
ほとんどのソロマットが183ｘ53とかなので
それが確実に入り、フルクローズするという条件だと
これしかありませんでした
パスファインダーのメリットデメリット
メリット
・床面積が広い
・気密性が高い
・風にもそこそこ耐えられる
※ロープの張り方次第
・床面積が広い
デメリット
・天井と壁が近いので結露すると濡れる
今回は外も内も凍り付き日が昇ってから中が
びしょびしょになり、荷物が濡れました
・気密性が高いので気温が高いと暑い
寒さ対策は？
服装はもちろん氷点下でも耐えられるように
レイヤーを複数重ねて防風対策もしています
ネックウォーマーや耳まで覆えるニット帽
暖かいブーツなんかがあるとだいぶ変わります
そして、今回導入したのが焚火台のリフレクター！
あるのと無いのとじゃ全然違います
今までは焚火台は暖を取るものとはとらえてなかったんですが
リフレクターのおかげで暖房になりました
車移動なら高さ60cmくらいの大きいものがお勧めです
※風があると熱も散りますので過信は禁物
寝袋について
冬用としてタケモのスリーピングバッグ7を使用しています
750FP 700gのものですね
メーカーでは限界温度‐15度とされていますが
厚手の靴下だけでは‐5度くらいから足先に冷えを感じます
上半身は対策が取りやすいので問題ないですけどね！
どんな格好でも快眠できるのは0度くらいまでだと思います
まぁ人によって違うので「私は」ですけどね
なので、私は安物の封筒型シェラフ(5度までだったかな？)を
外側に追加して2重にしています
今回‐7度まで下がりましたが
ヒートテック系＆フリースのみで快適でした
しかも、顔まで覆えるので顔が寒くないだけでなく
首元や入り口を絞らなくても良いため
窮屈にならずお布団で寝ているかのような感じです
お布団に潜り込んで寝るのが好きな方には
めっちゃお勧めですｗ
また、冬は結露との戦いになりますので
どうしても寝袋が濡れがちになります
荷物を減らしたい登山なんかではシェラフカバーを
使用することになりますが
これが意外と高い･･･
だったら、3シーズン用の安い封筒型を購入して
冬は2重にしたほうがお安くかつ、4シーズン対応できるようになります！
※車での移動前提
私は結果としてこうなりましたが
3シーズン用で始めて冬もやりたくなったら
-15～-25度くらいのものを購入するのをお勧めします
・マミー型ダウン寝袋比較ポイント！
公称値はあてにせずフィルパワーと重さを見ましょう！
これでメーカーごとのシリーズで
どれとどれが同じくらいというのがわかります
安いものはブロック構造になっていなくてダウンが偏ったり
首回りや入り口が絞れなかったり
他のいろいろがちゃちだったり臭かったりします･･･
高いですがNANGAは物はいいですよ
今のがダメになったらNANGA買います
氷点下のタープ泊のポイント
・タープは風に弱いことを前提に考える
・結露は絶対する
・天気、気温は必ずチェック
温度計があると次回の目安ができる
・暖を取れるものを必ず用意する
・服装、寝袋はやりすぎるくらいに
・底冷え対策も忘れずに
銀シート＆銀マットだけでも寒さは感じませんでしたが
クッション性のあるものを追加することをお勧めします
・霜なんかで道具が必ず濡れるので拭くものor濡れたまま持ち帰れる準備を
とまぁ色々書きましたが
そもそも冬にタープ泊をやろうと考える時点で
経験者だと思うのですよ
道具もそろってて経験もあって
あれこれ考えてたどり着くんだと思うので
意味無いかもですね
まぁ寝袋に関してはこれから始める方に読んでもらいたいですけどねぇ
未経験の方はここ見に来ないよなぁｗ
